私達の志・創業の想い

創業に至る経緯を教えて下さい。

私は理学療法士として、在宅医療・地域リハビリテーションに長年従事してきました。そこで感じた事が、特に介護保険の様な慢性期の患者さんを取り巻く環境に凄く差があるという事です。介護保険制度が制定され、民間を含めて色々な法人が事業参入してきました。それ自体は大変喜ばしい事なのですが『お世話型』の施設が大部分を占めてしまい、悲しいかな『自立支援』に繋がらない事業者も多いのが現状です。私はリハビリテーションの専門職としてこの制度運用をもう一度根底から見直す必要性を感じていました。

特定非営利法人 地域で支える介護リハビリ研究会 理事長 金城毅(理学療法士)


具体的に『自立支援』とはどの様な事をするのですか?

特別な事ではありません。『ご自身で出来る事をして頂く、出来る様に支援していく』だけです。口で言うのは簡単ですが、出来る事を増やしていくのは非常に根気がいる作業です。今の生活習慣や環境を考慮し、本人・ご家族・リハビリ専門職とでチームを組み『目標』を設定します。その目標を『可能にする為のプログラム立案』を行います。定期的に見直しをかけながら、コツコツと積み上げていく積み木の様な作業なのです。

特定非営利活動法人(NPO法人)とした事の理由はあるのですか?

私達には『住み慣れた地域でいつまでも安心し過ごせる地域づくりをサポートする』使命があります。法人格取得には6ヶ月の長い準備期間を要しましたが、リハビリテーションの考え方や技術・知識をフル活用し行政や関係福祉団体と協業し事業運営していくには、営利法人ではなく特定非営利活動法人(NPO法人)の方が都合いいと考えました。これから我が国は未曾有の高齢化社会を迎えます。県都、那覇市も例外に漏れず3〜5年での高齢化率は全国でもトップレベルに位置していく事が予想されます。国が制定した介護保険を正しく運用し財政を安定させていくには、『よくなるケア』『自立支援型介護』の普及無しには語れないとも考えています。


開業したデイサービスの特徴を教えてください。

少人数制で『リハビリ(機能訓練)のサービスに特化』した点は他のデイサービスとは一味違います。民家を改修し拠点センターにしましたが、これも出来るだけ生活感のある場所で機能訓練を行いたかった表れでもあります。実際生活する場所に出来るだけ近い環境で行えるデイサービスが理想の姿だと感じていたからです。又、サテライトデイとして地域の公民館や集会所での出張デイサービスも実施しています。これは、住み慣れた地域の中で顔見知りのメンバーと過ごす環境を大事にしたいという想いから、スタッフが機材を運び込み拠点センターと変わらないサービスを実施するという、他の施設では真似のできない方法を選択しました。

高齢者ケアについての想いをお聞かせ下さい。

高齢者といえども、ほんの少し前迄現役で頑張っておられた先輩方です。単に機能回復訓練の目標が自立支援で身のまわり動作獲得だけにとどまる事なく、生活の中での『生きがい〜やりがい』をもう一度共に考えていきたいのです。趣味の園芸や囲碁・散歩なんでもいいのです。もう一度、好きな事が出来る喜びを共有したい・・・。
そして、それらベクトルの最終地点として、まだまだ社会のお役に立てるという意味での、『地域清掃や共有地ミニ園芸等の美化活動』『地域児童の見守り活動』等、元気になったその後を、共に考え活動を支援していく事も必要だと考えています。


これからの法人の展望を教えてください。

私達は生まれたての未だヨチヨチ歩きの法人です。しかしながら、今まで自身が臨床でお世話になった患者様や先生方の想いに恥じない様な活動が大命題です。県都那覇市を中心に沖縄県内全体でこの様な活動を行える構想をしています。又、沖縄発信で全国へこの様な活動報告ができ、さらに実施できるまで走り続けたいと考えています。介護保険領域では未だリハビリテーションの専門職が活躍できる場所が多くはありません。素晴らしい可能性ややる気に溢れた若いセラピストが活躍できる職域を拡大していける為にも頑張って参ります。

  • 私達は『リハビリテーション』の効果を最大限に発揮できるデイサービスを運営致します。
  • 私達は『住み慣れた地域』でいつまでも安心し過ごせる地域づくりをサポート致します。
  • 私達は介護保険の原点である『自立支援』を目指すサービスを提供致します。
  • 私達は『出来ない事を手助けする介護』から『出来る事を増やしていく介護』への転換をはかります。
  • 私達はいつまでも『やりがい〜生きがい』がもてる生活獲得を支援して参ります。